ツアーの感想をどんどん紹介します。
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みなさん道場お疲れ様でした。
そして国防ツアーは素晴らしかったです。
なんと言っても、全ての見学場所が前日の議論とリンクしていたところに胸が熱くなりました。
道場後に行く場所を決めてくれたのかなと思うほどです笑
それもちぇぶさんとぷにゅっくすさんが物事の核心を掴んで厳選してくれたからこそ、そうなったんですよね。
(ぷにゅさんの各箇所への下調べはもちろん、過去のゴー宣からの情報収集力も舌を巻きました。)
具体的には、議論の中で、戦争が終わったから平和という考え方は間違いで、
今の日本も次の戦争に備えているだけであり、
哲学的には戦争がきっちり区切られて「はい戦争終わり、はいここから平和」ということはないといったお話がありましたが、
これをそのまま体感するものになっていました。
水城跡は壮大なスケールで、上に登ると山と平野がはっきりわかるので、ここで敵の大軍を何が何でも食い止めるぞという、当時の国防意識を感じ取れます。
次の大宰府政庁跡については、普通のツアーだったら間違いなく天満宮のほうに行くので、
このツアーらしさが存分に出ていましたよね。
政庁は中心部にあるものなので、当時の大都会の形が掴めたのが良かったです。イメージが湧きやすいですよね。
天満宮には過去に行ったことがありますが、太宰府自体の全体像はわかりませんでしたから。
また政庁はなくなっても、天満宮は今もあるというのが、
権力は消えても、権威も含む宗教的なものは残るんだなあ、という国家百年どころか国家千年の歴史を感じさせました。
奈良の平城京跡地でも、政府関係は広場になった後に復元されたりしてますが、お寺はずっと生きていますよね。
観世音寺は、1000年前の巨大な仏像が、かなり近い距離で、言ってしまえば無造作に置かれていました。
他の寺だったら間違いなく拝観料も高めで、正直もったいぶって見せてくると思うので、
こちらは今回ツアーに行かれなかった方にも大変おすすめです。迫力が違います。
すごいことなのに全くすごい然としていないので、そこは気をつけてください笑
元寇防塁ではやはり直に石に触れることができたのが良かったです。
(ガイドがいなければ防塁を掘り出して保存しているエリアに入ることができないので、そこもツアーならではでした。)
明らかに人一人の手で持つには石がデカイのがわかります。
水城と違ってリアルな大きさのぶん、鎌倉武士の気合いを感じます。自衛官が研修に来るというのも納得です。
あとは浜辺に出た際に、ガイドさんから左手に見える場所から1万年前の建物の跡が見つかったというお話があり、
有史以前からこの地には人が住んでいたんだなと思うと、福岡が栄えた理由もわかる気がしました。
男系派というニセ保守には絶対に説明できない、国家一万年の歴史ですよね。
ちなみに漢委奴国王の金印が出土した志賀島(しかのしま)も右に見えていたようです。
さらにその右に見えていたのが能古島(のこのしま)で、
福岡出身の井上陽水の『能古島の片想い』という曲のことだとわかって、一人でテンション爆上げでした。
(マイナーな曲だからか周りの人は誰も知りませんでしたが)
能古島の片想い
https://www.youtube.com/watch?v=Saziu2WcFww
頭山満の楠木についても、尊敬や畏怖などで人の心を掴む存在は、いくら一等地でもいつまでも残っていくし、
人々から残したいと思われるということなんですよね。
「俺は霞のように消えていく男じゃないぞ」という大東亜論での一喝を思い出します。
最後の筥崎宮も、グレンコさんが「敵国降伏」の前で撮った写真をツイッターに上げているのを見たこともあって、道場の議論とリンクしまくりです。
それにしても「敵国降伏」という強烈な言葉なのに、なぜサヨクな人は引いたり叩いたりしないのかなと思いましたが、
言葉の説明文には“自らの徳で敵国を降伏させる”といったことが書いてあり、この説明が反戦平和と結びついてるからアリなのかなと想像しました。
そうは言っても昔は武力あってこその徳ということは当然ですし、
そもそも侵略されてる国を見殺しにする9条の奴隷根性に徳なんてないわけで、敵を降伏させることも無理なのですが、
それは置いといても、敵は蹂躙するということしか頭にないプーチンロシアには、徳という言葉の概念すらなさそうだと思います。
バス内での初対面の方との話や、お昼のうどんや夜のご飯も含めて、
全く退屈する暇のない、興味深くて刺激的なツアーでした。
ありがとうございました。
(ケロ坊さん)
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ツアーで巡ったところの写真です!
大宰府政庁跡
雨が上がった直後だったので、少し霧がかかっています。
幻想的な風景が見られました。
元寇防塁跡
石が大きくてびっくり。海藻がついていた跡が残っている石もありました。
筥崎宮
ツアー参加者のみなさんが前日の議論を話しながら巡っていて、この企画を実行して本当によかったと思いました。